ギックリ腰に注意

腰痛持ちの方は結構いらっしゃると思いますが、急に重たいものなどを持ったり下したりする際になる、ぎっくり腰も注意が必要です。





ぎっくり腰になってしまった際の処置をこちらで紹介しておりました。

ぎっくり腰はなった初日の処置が大事!
激痛を早く治すヒント
「自分は若いし健康意識も高いからぎっくり腰は無縁!」と思っているなら、その考えを改めたほうがいいかもしれません。
ぎっくり腰は、若い人も運動習慣のある人もなる可能性があります。
今回はぎっくり腰になったときの対処法を、柔道整復師の浜口大介さんに教えていただきました。
ぎっくり腰未経験の方は予備知識として、今まさにぎっくり腰になっている方はこれから過ごす日々の参考にご覧ください。

ぎっくり腰とはそもそもどんなものなんですか?
ぎっくり腰の正式名称は「急性腰痛症」です。欧米では「魔女の一撃」と呼ばれており、突然想像もしない激痛がやってくることを「魔女がやってきた」と比喩するようになったことが由来だと言われています。そう例えられるほどの激痛は、重度になるとその場で立てなくなったり寝返りができなくなったりするレベル。
原因は人によりけりで、骨のゆがみ・腰の筋肉のぜい弱化・過度なスポーツによる筋肉負荷など多岐にわたります。いずれにせよ、腰に異常なストレスがかかっているときに発症します。つまり、若くても運動を十分にしていても、腰に負担が蓄積されるとぎっくり腰になる可能性があるのです。
どれくらいで治るんですか?
個人差はありますが、痛くて日常生活がままならない期間はだいたい2~3日で終わります。その後は痛いけれどもなんとか生活できる日々が続き、完治するのは発症10日目以降です。最初の1週間はケアを中心にうけて、徐々にリハビリをすると治りやすいでしょう。
ぎっくり腰になったらまず初めに何をすればいいですか?
ぎっくり腰になったら、早急に近くの治療施設に行きましょう。ぎっくり腰になってすぐは痛いながらも意外と動けてしまうので、甘く考えてしまいがちです。しかし、初日にちゃんと処置をしないと、痛みの原因である炎症物質がどんどん拡大していってしまいます。動ける初日のうちに専門機関に行って治療をうけることが、あとあとの痛みを抑える最善策です。
もしも休日や深夜などの病院が閉まっているときにぎっくり腰になってしまった場合は、ご自宅で絶対安静にして患部を氷のうなどで冷やしてください。
一般的には腰を痛めてから48時間は炎症物質が出続けるといわれています。この炎症物質は冷やすことである程度抑えられるので、ぎっくり腰の初期段階は患部を冷やすことに徹してください。発症してから48時間を目安に、強烈な痛みが和らいできたら冷やすことをやめても良いでしょう。
なお、痛みのピークは初日ではなく2-3日目というのが定説です。初日が痛くないからといって、冷やすことをサボらないように。
入浴しても問題はないですか?
炎症物質は冷やすと収まりますが、温めると逆に広がってしまうという特徴があります。つまり、からだを温める入浴はぎっくり腰初期段階ではNG。浴槽につかることはもっての他です。足湯もやめておきましょう。足湯でからだの血の巡りが良くなると、全身の体温が上がります。そうなると必然的に腰も温まり、炎症物質が広がってしまいます。清潔感が気になる方は、さっとシャワーを浴びる程度にしましょう。
一般的に筋肉の痛みは温めるとやわらぐといいますが、それはあくまで慢性的な凝りに対してです。「なんだかダルいなぁ」という痛みの緩和には効果的ですが、ぎっくり腰は凝りではなく急性の炎症なので必ず冷やしましょう。
どういった治療が効果的なんですか?
個人差はありますが、鍼と電気治療はぎっくり腰改善に効果的だといえます。鍼は試合中のスポーツ選手に処置されるほどの高い炎症緩和効果を持つので、ぎっくり腰の痛み軽減効果が期待できます。また、電気治療は筋肉内の血流を改善して、ストレスをうけ続けた腰をゆっくりとほぐしてゆきます。
コルセットの着用も痛みを抑える効果があります。コルセットは腰の動きをサポートするだけでなく、適度な圧迫で炎症・腫れを抑えます。ただしコルセットは痛みが治まったら外してください。コルセットをし続けていると腰の筋肉がコルセットに頼ったまま弱っていってしまい、またぎっくり腰になる原因になりかねません。
RICE(ライス)処置
痛みを少しでも抑えたいのであれば「RICE(ライス)処置」という言葉を覚えておきましょう。RICE処置とは、スポーツの現場で起こったけがの損害を最小限にするために施す応急処置のこと。以下のそれぞれの処置の頭文字をとって「RICE」と呼びます。
R: Rest(安静)
I: Icing(冷却)
C: Compresshion(圧迫)
E: Elevation(挙上)
R・I・Cはこれまでご説明した「安静」「冷却」「コルセットで圧迫」が相当します。ここで新しく登場するE: Elevation(挙上)とは、患部を心臓より高く上げることです。患部を高い位置に持っていくことで、重力で炎症物質をコントロールします。ぎっくり腰の場合は、上記イラストのように足の下に枕や座布団を入れてあげると良いでしょう。
普段生活する上で気をつけるべきことはありますか?
腰を痛めない動き方のコツをご紹介します。
・寝返り
膝を曲げながら、からだ全体をやや前に丸めて寝返りをしましょう。
・起き上がり
いったん横向きになって、そこから腕の力でからだを起こしましょう。どのタイミングで手を抜けばいいのかわからなくなりますが、焦らずゆっくりと。
・立ち上がり
両足を肩幅までしっかり開き、両膝もしくは何かにつかまったり手をついたりして、からだを起こします。着席時も同様にしましょう。
まとめ
ぎっくり腰は命に関わる病気ではありませんが、一度なってしまうとしばらく激痛とお付き合いすることになります。毎日のお仕事や家事を腰痛で滞らせないためにも、こまめに骨格を矯正したり筋肉負荷をほぐしたりしてあげて、予防に努めましょう。
今ぎっくり腰になっている・過去になった方はその原因が何だったのかを先生にきちんと診てもらってください。改善に向かっている・治ったからとその根本の原因を放置していると、また腰にストレスがかかって再発する恐れがあります。
他人事とは思わずに、日頃から腰を労ってあげましょう。

気をつけましょう。

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