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2017/02/11

最後の風物詩になりそうな合格発表掲示で思い出す...



昨日は7091の職場で前期入試の合格発表がありました。




昨今、他大学では合格発表はWEBによる合否照会が分かるために掲示を行っていない学校が殆どです。
7091の職場でもついに今年が最後の合格発表の掲示という噂が。。。寂



という事で記念にこっそり顔を出してみました。

広報課だった頃はマスコミさんたちと一緒に撮影をしていました。
それもまた懐かしい。。。


合格発表ではアメリカンフットボール部の学生達が合格した受験生達に恒例の胴上げを行い、応援団がエールを送るという見ていてとても元気が出る光景を目の当たりにしました。

大学人としては学生達の活動を見て、大変誇らしい気持ちになります。

協力してくれた学生の皆さんありがとう!


この風物詩でもある合格発表の掲示がもう最後になると、正直寂しいですね。
この掲示するための業務もそれなりの業務量で担当になった職員は毎年掲示をするための業務をします。
他にも入試業務はあります。
そちらについては次回ご紹介したいと思います。


光と影


合格発表のこの場面にはいつも光と影があります。

喜ぶ顔と落ち込んでいる背中。。。
その光景には青春の1ページを刻むドラマがあります。
その思い出は長い人生において忘れない思い出の一つになるかもしれません。


この合格発表、7091には苦い思い出嬉しい思い出の両方があります。
両方とも高校受験の際の合格発表です。
振り返ると今から22年も前の出来事です。
大昔ですね。。懐


苦い思い出

中学3年生の冬。
第一希望であった高校に7091は見事に落ちました。。。
挫折多し人生な7091ですがその中の一つです。


その高校は父の母校。
校風のイメージが生徒の自主性を重んじる伸び伸びとした学校。


そんな学校に通えたらいいなと思いながらも受験勉強は捗らず、、、

受験した手ごたえでもう合格はないと確認していました。

当然ながら合格発表に行く勇気もなく、親が見に行ったという記憶があります。
懐かしいですね。その日は何だか憂鬱な気分で過ごしていた気がします。。
忘れられない思い出です。


嬉しい思い出

第一志望が落ち、その後7091の母校になった高校を受験しました。

手ごたえはそれなりにあり、合格発表を自転車で一人で見に行きました。
今思うと自信があったのでしょうかね。

自分の受験番号が載っていた時は嬉しかったという気持ちよりもほっとしたといった気持ちが強かった事を覚えています。

母校は住宅地の奥地にあるのですが、その住宅地の入口にコンビニがありました。
合格を無事確認して、そのコンビニ(セブンだった気がします)にあった公衆電話で自宅にいた母親に報告しました。
公衆電話というのが時代を物語ってしますね。。


恐らく緊張もあってかすごく喉が渇いていて、そこのコンビニで飲んだジュースだったかスポーツドリンクだったか覚えていませんが、それが凄く美味しかった事を今でも鮮明に覚えています。
そういうどうでもいいことがずっと忘れられないんですよね。
不思議です。


そんな忘れられない思い出を作ってくれる合格発表。

世の中が便利になり、スマホで気軽に合否が分かる時代になり7091としては寂しいく思う訳ですが、きっとデジタルな時代の中でもきっとその時の出来事が忘れられない思い出として、一人ひとりの記憶に残ってくれることと信じたいですね。


合格した方おめでとう!


不合格になった方もそれが終わりではありません。
そこからが始まりです。
人生は挫折経験から学ぶことの方が多い気がします。

7091は今でも失敗から学んでいる気がします。
そのことも次回改めて書きたいと思います。

7091

2017/02/10

文部科学省の天下り問題について考えてみよう


7091は大学職員です。
その大元の所管は文部科学省です。。。



業界用語ではお上とも言われています。
改めてお上を調べてみると。

お上・御上(おかみ)とは、貴人や主君に対する尊称である。転じて、公儀権力を示す。Wikipediaより。
尊称ですか。。。
へ~。。。


 文科省の役人が退職後に私大に天下れば、その私大は入手できない情報も入りますし、天下った私大と文科省との間に密接な関係が生まれるでしょう。
要するに大学としてはメリットが生まれます。その結果、天下りを受け入れる大学が数多く生まれそれが普通に行われていたんだと推測します。

天下り(あまくだり)とは、元々神道の用語で、神が天界から地上に下ることをいい(天孫降臨など)、この場合は「天降る」と表記される。
退職した高級官僚が、出身官庁が所管する外郭団体、関連する民間企業や独立行政法人・国立大学法人・特殊法人・公社・公団・団体などに就職斡旋を受ける事を指して批判的に用いられる。民間企業の上位幹部が子会社の要職に就く際にも使われる場合がある。
Wikipediaより。

7091の個人的な見解


天下ってもその組織で今までのキャリアを生かせば問題ない


これは文科省に限らず、どの組織にも言えることだと思いますが、定年退職後に第二の人生として今までのキャリアを生かして再雇用として力を発揮しているのであれば7091は全く問題ないと思います。ましてそのような方々は組織にとって有益な方々であると思うのです。(本来は。。。)


なぜ問題なのか


最近こちらの記事が話題になりました。





天下り先の勤務は月2回、年収は1000万円。


これでは当然、問題になる訳です。
年間勤務日数24回とすると、一日で42万をもらうことになります。
時給5万以上。
ありえね~


そりゃ国民は怒りますよ。。。
要するに仕事はせず、所属しているだけで給与もらってんだから。。。
高額の。。。



文部科学省だけではない

おそらくこの問題は、他の省庁でも同様に行われいると思います。
たまたま文科省が今回問題になっただけでしょう。
7091の見解ではこのような問題はなくなる事はないと思います。


権力をもった人たちが利益を得る

世の中は往々として、組織の中で権限、権力をもった人たちが自分の都合のいいルールで周りを動かし、最終的には自分に利益があるように仕向け実行する傾向があります。
7091は組織の中で末端にいる人間ですから、組織の機密情報は知り得なくとも傾向や動きは良く見えます。
本来は組織の飛躍、向上、顧客満足度を高め、プレゼンス向上に努めることが最優先であるのにも関わらず、国の第一線にいる人間が国民から信頼を損ねる事をするのは残念です。


全ては最後に決まる

人から信頼され、尊敬される人がいても、最後の最後で人をガッカリさせられたり、信頼を失ってしまう原因は全て最後の決断で決まるのかもしれないと思いました。
職業人として何十年も積み重ねてきた経験や人脈、知識経験などを最後の最後で自分の利益などに走ってしまい失ってしまうのは非常に残念ですしもったいないです。
7091も意志が弱い人間ですから、きっと甘い誘惑に負けてしまう事がこれからもあると思います。
しかし、人として誤った決断、判断をしそうになった時は、一歩立ち止まって冷静に考えられる人間でありたいと思います。


そこそこでいい


あまり欲張っても仕方ないですし、人生そこそこでいいと最近思うようになってきました。
組織の中に居ればそれなりの地位に就く事も大切なことですし、目標となると思います。
7091もその考えには共感できます。しかしそのために、本来失くしてはいけない大切なものを捨ててまで欲しいとは思いません。
なのでそこそこでいいんです。
最近好きな言葉です。
そこそこ。

7091



2017/01/31

入試業務の地方担当者の役割



出張で山形県鶴岡市に来ています。
こちらは日本海沿い。風が強く雪深いです。
バスで片道約3時間。ん〜長い!




昨年も同じ時期に鶴岡出張でした。
仕事内容は、7091の職場の入試業務です。

7091の職場では入試期間中、仙台会場の他に札幌、函館、青森、八戸、盛岡、秋田、山形、鶴岡、郡山、東京の計11会場で行われます。
11の会場全て同時刻で実施です。
考えてみると凄いですね。
その中で7091は鶴岡会場の担当という事になります。
今日は試験前日に会場入りをして、明日の初日に備えます。
前日に行う業務は主に以下になります。

1.借用会場に行き担当者に挨拶。
2.事務所設営
3.事前に郵送している備品の確認
4.掲示物準備
5.受付設営
6.試験場のレイアウト確認
7.受験生用のコート掛け準備
8.ホワイトボード設置
9.机上番号札設置
10.予備室の設置
11.音響設備の確認

ざっとタスクにするとこんな感じでしょうか。
細かい作業が多いですがそれが今回のミッションです。
無事滞りなく終えられる事を祈って。
受験生の皆さんは頑張ってください!

7091

2017/01/14

WEB出願をきっかけに志願者募集を改めて考える


年が明けていよいよ入試シーズンとなりました。
中学校、高校、大学と受験生は体調を整えて、日々勉強している事と思います。
現在、全国の大学では入学試験の出願がWEBで行うのが主流となって来ています。
7091が学生だった頃はインターネット環境もそれほど普及しておらず、アナログ時代ですから、本当に世の中便利になりました。

まずは7091の職場のWEB出願を例に見てみたいと思います。



WEB出願について



受験生にとってのメリット


1、紙による出願が不要なため、インターネット環境があれば24時間エントリー可能

こちらが最大のメリットですね。昔は志願校から願書を取り寄せ、その都度手書きで記入して郵送するという作業がありましたから、この作業がなくなっただけで負担軽減に繋がってると思います。

2、併願も容易に可能

同じ大学で複数学科を受験する場合、以前は受験する学科数分の出願を紙で郵送しなければいけませんでした。それが一回の出願入力のみで済むわけです。検定料も自動で計算するのでエントリーする受験生にとっては容易になったと思います。

3、検定料の支払いがどこでもOK

7091が学生時代は恐らく郵便局か銀行以外は支払えなかったと記憶しております。それが、全国のコンビニ、金融機関ATM、クレジットカード、ネットバンキングなどで支払いが可能です。これは非常に便利ですね。コンビニは24時間営業ですし、いつでも入金できます。

4、WEB出願で割引に!

WEB出願によって書類が無くなったことによって、検定料が割引になります。これも嬉しいですね。多くの大学を受験したり、複数学科を併願する受験生(保証人)にとっては、この検定料割引のメリットは大きいと思います。


大学にとってのメリット


1、志願票の仕分け作業が軽減

毎年出願期間に職員は入試業務を交代で行います。当然入試部が主体ですが、そのヘルプ作業を職員全員で行うのですが、WEB出願によって出願書類が減り、その分作業量も時間も相当軽減出来ています。

2、延べ志願者数の増加の見込み

出願が容易に出来ることにより、併願する不安も軽減されている事から、延べ志願者数の増加が見込めます。これはどうなるのか気になるところです。

気をつけなけばいけない事


1、あくまでWEB出願は手法に過ぎない

受験生にとっても大学側にとっても双方にメリットがあるWEB出願ですが、WEB出願が出来るからと言って大学としてのブランド力の向上や評価向上には直接つながらないと7091は思っております。
見かけ上の志願者は増えることは嬉しいことかもしれませんが、あくまでテクニック、手法を便利にしただけだとも考えられるのです。

2、大切なのは何人受験しているのか

大学は志願者数を例えば2学科受験した受験生がいればカウントを「2」とします。しかし、実際受験している人数は「1」な訳です。
7091が思うのは、この志願者数だけで統計を見るのは非常に危険だという事です。
注目しなければいけない人数は実際受験している人数の「1」だと思うのです。この実際志願して受験してくれる人数を維持もしくは増やしていかなければ大学経営、運営は当然ながら厳しくなります。そして大学の評価も、偏差値にも関わって来ると思います。

どうすれば志願者が増えるのか

これは大学関係者が常に頭を悩ませ苦労していることです。
何故なら答えは一つではなく様々な要因によって大学という組織が評価されるからです。
大学を選ぶのは受験生、保護者、高校教員(担任や進路指導の教員)の方々だと思いますが、その大学のイメージ、ブランド力、就職実績、教育力、偏差値、施設、立地、伝統など様々な面で選ぶわけです。当然、在学している学生からの評価も次の世代が大学を選ぶにあたっての大きな評価ポイントになるでしょう。
そのような様々な要因がプラスに作用して初めて志願してもらえる大学になるのではないかと思うのです。

顧客満足度を上げるのが一番大切

7091が考える大学の魅力を向上させ、選ばれる大学になる為の一番の方法は、顧客満足度を上げる事だと思っております。
ではその顧客とは誰かと思うのは、当然ながら最大の顧客は「在学している学生」です。その学生達がこの大学に行ってよかった。この大学に行って○○を学んだ。等々充実した学生生活を送り、その後、社会で活躍する。その結果、志願してくる高校生や保護者、高校教員などが評判を聞き志願につながる。このサイクルが非常に重要になってくると思うのです。
当然、高校や予備校等の営業活動も必要です。広報活動も大切。しかし、やはり何といっても「在学生ている学生の満足度」を向上させることが何よりも大切だと7091は思います。

しかし。。。

大学職員の中には直接、学生と接しない部署も多数存在します。7091も今までそのような部署で仕事をした経験もあります。ではそのような部署の人たちは何を念頭に仕事をすべきなのでしょうか。
7091が考えるのは、それぞれの業務に関わるステークホルダーの満足度を上げる事が何より大切なのではないかと思うのです。
そして何といっても教員の日々の授業のクオリティー、授業運営が直接在学生の評価に繋がるのは間違いありません。
大学は非常に多くのステークホルダーと関係しています。
その部署部署で関わるステークホルダーも違いますが、その各ステークホルダーの満足度を上げることが結果的に大学全体の評価に繋がると思っております。

やや抽象的な内容になってしまいましたが、WEB出願をきっかけに大学全体について考えてみたのでした。。

7091

2017/01/12

「大学事務職員の関係法令見直しを提案、文部科学省」の記事を見て思うこと



内容は以下の通り記事文章引用。
 文部科学省が中央教育審議会大学分科会の大学教育部会に、大学事務職員の規定を見直し、法令上で教職協働を推進して大学の機能強化を図ることを規定するよう提案した。大学の教育、研究の高度化に伴い、事務職員も意思決定に参画する機会が増えているためで、従来の事務に従事することを求められたままでは時代に合わないとしている。
 文科省によると、大学の事務職員や事務組織は学校教育法では「事務職員は事務に従事する」、大学設置基準では「大学は事務を処理するため、事務組織を置くこととする」と規定されているが、提案ではこれをより積極的な活動ができる文言に改めるとともに、教職員間の協働を大学設置基準に新たに盛り込むとしている。
 国内の大学は外国の大学と大学間協定に基づき、国際連携教育課程を編成するジョイント・ディグリー・プログラムの制度化、大規模な産学連携研究、高大接続改革の推進など、教育、研究の高度化、複雑化に直面している。事務職員が教員と連携して業務に当たる事例が急増し、教職員間の垣根を越えなければ対処できないケースも目立ってきた。このため、事務職員個々の資質向上とともに、大学全体の機能強化が求められている。
 文科省はこうした時代の変化に合わせ、学校教育法、大学設置基準の改正を提案したもので、事務職員が果たすべき役割を法令上、明確に示す必要があると判断した。
参考:【文部科学省】大学教育部会(第44回)配付資料(大学事務職員の在り方について)

 大学職員の役割の変化

こちらは随分前から言われていることですが、ここにきて関係法令の見直しが提案されたことは、大学職員の役割が実質変化している現状の中で、法令との文面に相違が生じている事を証明している事に繋がりますね。
確かに上記のとおり、現在の法令では「事務職員は事務に従事する」とあれば、確かに現状はそれ以上の役割を成している事は明らかです。

実際の現場はどうですか?

こちらは配属されている部署や、役職、求められている事など人それぞれなので一概には言えませんが、基本的に、大学事務職員に事務仕事はなくならないと7091は思っております。
その業務が専任職員が担うか否かはまた別問題ですが。。。
何故なら、組織が存続し、運営されている中で、事務業務とは必ずなくなることはありません
ましてや、現在の大学組織の中で事務職員の存在がなければ組織運営は不可能といってもいいでしょう。


事務職員としてのプライド!?

7091は今年16年目ですが、事務の仕事を軽視していると後で痛い目に合う事を知っています。
それだけ、事務=雑用というようなイメージを持たれている方も世の中にいる事は確かです。
近年、下記の引用している文章にもあるように、教員と職員とが連携して業務に取り組まなければ対処できない案件が増えてきております。
それだけ大学職員の求められている役割も能力も変化しています。
しかし、それはあくまで事務スキルが根底にある事が前提だと7091は思っております。


事務職員が教員と連携して業務に当たる事例が急増し、教職員間の垣根を越えなければ対処できないケースも目立ってきた。このため、事務職員個々の資質向上とともに、大学全体の機能強化が求められている。
今後もこのような内容のニュースに敏感に反応していきたいと思っております。
しかし、16年前とは明らかに大学職員というネームバリュー、注目度が上がってますね。
時代と共に注目される業界になってきたのでしょうか。。

7091

2017/01/04

大学職員の出向について考えてみる


今回は大学職員の出向について考えてみたいと思います。
7091は今から数年前に1年、外部に出向を経験しました。
その経験も踏まえて考えてみたいと思います。

そもそも大学職員の出向する意義は何か。


組織として考えてみると。。。


1、人的ネットワークの構築

こちらは出向先の機関の特徴もあるかと思いますが、出向先での人的ネットワークを構築できることによって、出向後に出向者を通じて有益な情報をいち早くキャッチして自身の組織に役立たせることが可能になるかと思います。

2、情報把握とフィードバック

7091が出向した機関は全国の私立大学の情報のシンクタンク的な役割を果たすところでした。そこで得た情報を自分の組織に有益になるかを判断し、いかにフィードバックできるかは出向者としての任務の一つであると考えていました。

3、高等教育の最新動向や先進事項の把握

7091は地方におり、首都圏に出向しました。その機関が文科省との連携が強い機関でありました。その環境下に身を置いているだけでも把握できないほどの教育情報が日々駆け巡る環境でした。
7091にとって地方で働いている環境とは確実に時間の流れや情報量の違いを感じされられる環境でした。

一個人として考えてみると。。。


1、自身の組織を客観視できた

首都圏で勤務する中で、全国の私立大学から見た自身の存在感、首都圏からみる地方大学の評価を感じる事が出来た事は、出向後に戻って勤務する際にもその視点を生かせると感じました。

2、他機関での業務経験による人材育成効果

他の機関で働くことにより、自身の今までの経験を生かせるもの、全く通用しないもの等、身をもって肌で感じました。この経験は今後の職員経験の上でも必ず活かせると思います。(活かせている!?)


3、首都圏で生活し働くことによる忍耐力、人間力の育成

7091は生まれも育ちも職場もずっと同じです。上京してからの生活は楽しいことも沢山ありましたが、都会の独特の孤独感や空虚感も同時に感じることもあり、その中での経験は自身の人間力の育成にも繋がりました。直接、業務に反映するのか否かは別でありますが、いい経験になった事には違いありませんでした。

出向制度を組織としてどう考えていますか?

これは7091が出向して出向先にいた際に、自身の組織に対して思ったことです。

1、受入側(出向先)の出向におけるポリシーの構築が重要

これは出向側が出向者における受入ポリシーが不明確だと言って何をすればいいかが不鮮明で下手をするとただの雑用をして終わることになりかねないということです。
せっかく意気込んで出向しても出向先で与えられているミッションや期待されていることがなければただ行って終わったという事になりますのでこれは避けてほしいです。

2、派遣側の短期・中長期人事コンセプトの構築

これは派遣する自身の組織が出向後に組織に戻った際に、どのようにその後の人事政策に繋げていくプランを短期ないし中長期で構築しているかが非常に重要になります。そこがなければ、出向後に組織に戻ってもそのスキルや経験が活かせずじまいに終わってしまう可能性が高いです。
出向する前にこちらは組織(人事側)としっかりコミュニケーションをとって置くことが必要です。
7091はここが弱かったです。。。


3、双方のポリシーとコンセプトの理解と協議

こちらは出向先の機関と組織側で出向制度における双方の理解と協議を事前に行う事が必要です。
当然のことながら、双方にとってメリットがなければ出向制度自体意味が無くなります。
こちらをどう双方が理解しているか。それを出向者に伝わっているかが大事になります。

出向先の紹介

最後に7091が考える大学職員が出向すべき機関を紹介します。
既に全国で事例があるのも含みます。
他にも時代と共に多くの機関が対象になります。
それぞれの機関で出向するミッションは異なると思います。どういう意図で出向し何を学んでくるかそれを自分の組織にどう生かすか。それが最も重要であると7091は考えます。

・他大学との職員交換出向
・民間企業
・コンソーシアム
・商工会議所
・他大学(協定や連携を結び)


以上、大学職員の出向について考えてみました。
出向したのはもうかれこれ10年近く前となってしまいました。何とも懐かしいです。その頃はただただ外に出てみたいという好奇心が一番に先立っていた気がします。若さゆえでしょうか。。
独身でしたし、特にかく勢いで挑戦したという感じでした。裸一貫ってやつでしょうか。
今となれば本当にいい経験でした。またいつかチャンスがあれば。。。なんて。。。
場所が重要!?
というちょっと動機不純なところもあり。。。苦笑
中々大学職員の出向に関しては、すべての人にチャンスがあるかと言われればそうではないと思います。
しかし、他の組織を経験出来る事は長い人生においてもとても意味のあることだと感じます。
特に若い世代の職員のみなさんには是非とも挑戦してほしいですね。

7091

2016/12/24

大学職員のキャリアパスについて考えてみる


今日はクリスマスイヴですね。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

さてこの頃、大学職員の記事を書いている7091ですが、大学職員の仕事には、多種多様な業務があります。
本部や部局(各学部・研究科等)における様々な仕事。
教育支援、研究推進、社会貢献、そしてそれらを支える組織運営等々。
そしてそれらの組織が関わるステークホルダーも異なります。
時代の変化とともに、大学での職場の役割が変化し、それにより各部局の業務範囲、業務の質も変化してきているのが現状です。
7091の経験から申し上げますと、ざっくり大学職員の仕事を大きく分けると、管理部門と教学部門に分けることができます。


管理部門とは?

総務部、財務部、人事部、広報部、入試部、施設部、学長室、図書情報部、情報システム部、各研究機関センター等の部門があります。
こちらの部局の役割は様々ですが、大きく言えることは、組織全体の管理に関わる業務が主(管理業務ですからね。。)で、事務、経営に直接携わる役割等を担っております。

教学部門とは?

学生部、学務部、就職部、国際交流部等の部門があります。
こちらの部局の枠割も様々ですが、こちらでの部門で管理部門と大きく異なる点は、「学生」と直接関わり、学生支援を中心に業務を担っていることが言えます。
こちらでは学生と直接接する部署ですから、当然学生から評価される立場でもあります。
クレームも直接受けます。。。

前回の記事、大学職員という仕事を改めて考えてみるでは事務職員のキャリアパスについては詳しく述べませんでしたが、ここではキャリアパスについて考えてみたいと思います。

大学職員のキャリアパスについて

7091が考えるキャリアパスは入職当初7年~10年の間に上記で説明した管理部門と教学部門の両方を経験する事が必要だと考えます。
その理由は、管理部門と教学部門ではコアになるステークホルダーが異なるため、業務内容も全く異なる部門であるため、両方の部門を経験することによってステークホルダーに対して見る視点や視野が広がるためです。

こちらはとても大きな要素です。
大学職員に新卒採用になった方でも、全ての人が管理部門、教学部門両方を経験できるとは限りません。
かくいう7091も管理部門に関しては広報部経験のみですから正直、キャリアパスとしては厳しいと言えます。

人事制度が確立されているか

人事制度に関しては、今後詳細に述べていきたいと思っておりますが、その中で職員のキャリアパスを制度として取り入れている大学が現在は増加しております。
7091の職場においても、人事制度を導入しておりますが、キャリアパスいわゆる、「異動・配置」の制度に関しては現在の所、運用されているとは言えないのが現状です。
しかし、この異動・配置の制度が確立すれば、きっと勤続10年の間に関しては、管理部門、教学部門の両方を経験できる職員が殆どになることでしょう。
がしかし、その制度はきっと制度確立後の新卒者からになるでしょうから、7091は該当しなくなってしまいますが。。。(残念。。。)
そのくらい管理部門・教学部門の両部門を若い時に経験しておくことは重要だと考えるのです。

※キャリアパスとは経営学用語の一つ。企業においての社員が、ある職位に就くまでに辿ることとなる経験や順序のこと。また個人の視点からは、将来自分が目指す職業を踏まえた上でどのような形で経験を積んでいくかという順序・計画を指す[1]。
企業側から見たキャリアパスでは、中長期的な計画の上で、社員はどのような経験を積み、どのような能力を身に着けるかなどといった事柄を明確にする。このようなキャリアパスを示すということで、社員は自己の目指すべき道というものを考察できるようになったり、モチベーションを向上させるといった事柄が期待できる。
一方で個人から見たキャリアパスには、所属企業での職務から得られる経験以外に自己啓発等により得られるスキルが含まれる[1]。そのため状況によっては、転職により複数の企業を渡り歩くことや、必要に応じて大学等の教育機関に戻り教育を受け直すことも選択肢となりうる。
(Wikipediaより)


まとめ

今回は管理部門と教学部門について、そしてキャリアパスについて述べてみました。
大学職員の業務は以前から述べているように、業務範囲が広いために、どのようなキャリアを積めるかは、一人ひとり異なります。
そのことを承知の上で、自分の強みや弱みを把握し、どの部署で自身の力を発揮できるか。仮に希望ではない部署に配属となってもどうやってやりがいを見出せるかは職業人生においてとても大きな問題であると7091は考えます。

今までの関連記事はこちら

大学職員という仕事を改めて考えてみる

大学職員の存在価値について考えてみる

では、メリークリスマス!

7091

2016/12/22

大学職員という仕事を改めて考えてみる

以前書いていた記事をリライトしてみたいと思います。




Wikipediaで大学職員を調べてみると下記のように記されています。




大学職員

学校職員のうち、特に大学・短期大学・大学院において教育研究活動以外の事務や労務等に従事する者を指す用語である。
主に事務職員や技術職員が該当するが、場合によっては教員として扱われない助手や附属施設の司書・学芸員などを含むこともある(助手について、学校教育法では「助手は、教授及び助教授の職務を助ける」と定められている。教育公務員特例法では、助手の位置付けが明確でなく、教員であるかどうかは議論が分かれる)。広義の学校職員と同様に、大学職員に教授、准教授、講師などの教育研究従事者を含めて、大学に勤務する者の全員を指す場合もあるが、この場合は「教職員」という表現を用いることが多い。また、事務職員との区別を明確にするため、教育研究活動従事者は、「教育職(員)」(教員)と呼ばれる。
(Wikipediaより)

職域

大学職員が担う職域は非常に幅広く、学校法人や大学の管理運営業務をはじめ、カリキュラム・教育制度の企画立案・改革推進、研究活動支援、学生指導、進路開拓、広報・学生募集など多岐にわたる。
「講義は教授、事務は職員」というイメージが強いが、最近では学習や就職活動など具体的な教育指導の現場に関与するケースもあり、今後こうした傾向は広がることが予想される。また、これまで新卒で採用し、一般企業の総合職同様に数年間で部署を異動させ、ジョブローテーションを通じて大学運営に関する総合的な識見・技能を修得させるケースが多いが、最近では民間企業経験者を中途採用するケースも増えつつある。また、大学職員の行政管理能力向上や、アドミニストレーターとしての識見を持つ人材育成が必要との観点から、大学職員による学会や大学院・研究センターなどが設立されるなど、大学職員の専門性向上に向けた取り組みが進みつつある。公立大学の場合、大学によってそれぞれ異なると思われるが、設置市町村の公務員という身分であるため、大学も含む各組織で異動が行なわれるケースもあり、国立や私立の多くよりは、人材を育てにくい環境にある大学もあるものと思われる。
(Wikipediaより)

ちなみに7091は今年で16年目になるのだが、今までのキャリアを振り返るために今までの経験部ををまとめてみた。

7091のキャリア


勤続年数・年齢 配属部署・役職 主な担当業務
01年目(23歳) 教務課 窓口業務、定期試験、入試業務、時間割作成等
06年目(27歳) 広報課 各種取材業務、広報誌企画編集、WEBサイト更新等
08年目(29歳) 他機関へ出向 委員会補助、各種調査
09年目(30歳) 広報課 各種取材業務、広報誌企画編集、WEBサイト更新等
12年目(34歳) 中学高等学校事務室 管財担当、庶務担当
14年目(36歳) 学生課 奨学金担当(JASSO、学内奨学金、各種奨学金)、
休学退学面談等
課外活動支援(援助金、課外活動HP管理等)

キャリアを振り返ってみて思う事

改めて今までのキャリアを振り返ってみると、本当に多種多様な業務を経験してきたと感じます。それは現在も同様に感じていることです。(これからも!?)
上記に記した「職域」でも触れていますが、定年まで仮に30年から40年働いたとしても、すべての範囲の業務をこなすのは事実上不可能です。
その上で、現状の問題点について触れたいと思います。
今までの7091のキャリアを通じて感じている事は多々ありますが、そちらは後日述べてみたいと思います。

職員の特性を生かした人事配置がなされているか

人事異動はどの職場でもある事ですが、異動をどのようなスパンでどういう意図で行うかが重要であると考えます。
大学職員の仕事は広範囲にわたる為に先ほども述べたように、定年まですべての業務を経験する事は出来ないため、一人の職員が経験できる業務は限られてくる訳です。
その際、重要になってくるのが、職員一人ひとりの特性を生かしている人事が出来ているかが重要となります。最初から自分がどのような仕事に向いているかを分かるのは厳しいと思います。例えば経験する前に苦手だなと思う業務であっても経験してみて以外に自分にあっていると感じる事もあるでしょう。
そのために若いうちはある程度早いスパン(3年~5年程度)で異動を行う方がいいと思います。
その上で、その後(30代後半から40代前半)は関連した部署で異動、昇進していき、定年までいくとう仕組みをもてばいいと感じます。

ゼネラリストかスペシャリストか

大学職員のキャリアにとって、ゼネラリストでキャリアを終えるのか、スペシャリストでキャリアを終えるかは大きな選択です。
7091の個人的な見解は組織には「両者」が存在していることが必要不可欠であると考えます。
要するに、両者がいなければ組織の成長はないと思うからです。

※ゼネラリスト:広範囲にわたる知識を持つ人のこと。企業においては総合職を指すことが多い。また、各種のプロデューサーはジェネラリストとみなされる事が多い(一つの企画に対して、芸術性・商業性など多方向からの視点を持ち合わせ、責任を有して可否を決定する必要があるため)。
(Wikipediaより)

※スペシャリスト:特定分野を専門にする人。特殊技能をもつ人。専門家。
(Wikipediaより)


ルーティン業務はアウトソーシングや外部委託へ

現在、職員の仕事の大きなウエイトを占めているのが、ルーティン業務と言わざる得負えません。その業務を専任職員が担う時代は終わりを迎えています。
7091の職場も入職当時から比べると、徐々に変化してきております。
これからの時代はルーティン業務はアウトソーシングや外部委託していく事により、より専任職員の比率は低くなってくるでしょう。それは人件費をなるべく減らしていくというコンセプトが業界全体の動きとなっているからです。

※アウトソーシング:従来は組織内部で行っていた、もしくは新規に必要なビジネスプロセスについて、それを独立した外部組織からサービスとして購入する契約である[1]。対義語は「インソーシング(内製)」。
アウトソーシングには国内・国外の両方が含まれ[2]、後者はオフショアリングとして「企業があるビジネスの機能を選択して国外に移転すること」とされている[3]。
類似に業務請負(ぎょうむうけおい)、外注(がいちゅう)、外製(がいせい)がある。 国立国語研究所の「「外来語」言い換え提案」では「外部委託」と言い換えるように提案されている。
(Wikipediaより)

専任職員の役割とは何か

7091が考える専任職員の役割は大きく分けて3つあります。

1、現状の課題問題を把握し、その解決策を見つけ実行していく

こちらはどの業界にも当てはまることだと思います。
時代は常に変化しています。その中で現状の課題問題は何で、そのために解決できる方法は何かを考え、共にディスカッションし実行に向けて動くという事が重要になります。

2、部署の関連するステークホルダーに対して、新たなサービスを提供する

こちらも大切です。先日の投稿でも触れましたが、大学にかかわるステークホルダーはざっと考えても学生、教員、職員、受験生、同窓生、企業、提携先、保証人、寄付者、地域住民等様々です。その中でそれそれの部署で関わるステークホルダーにどのような新しいサービスを提供できるかを模索し考えていく必要があります。
その中でも特に重要なステークホルダーは紛れもなく「学生」であると7091は考えます。

3、後輩を育てる

これも組織運営にとって大切なことです。
本学でもOJT制度は整っておりますが、新人職員以外でも異動で新たな仕事を経験するスタッフ等に経験のあるスタッフが気軽に業務を教えたり、業務マニュアルには掲載していない事を伝えていく職場風土を継続的に守っていく必要を感じています。

※OJTとは、職場の上司や先輩が、部下や後輩に対し具体的な仕事を与えて、その仕事を通して、仕事に必要な知識・技術・技能・態度などを意図的・計画的・継続的に指導し、修得させることによって全体的な業務処理能力や力量を育成する活動である。
(Wikipediaより)
2018年度から新人さんが7091の部署に来て、OJTやっています。歳が17歳も違います。完全におっさんです笑。
今入職してくる新人さんは大変高いスキルを持っていて優秀です。
その彼らに先輩としてスキルでは全く歯が立ちません。その中で後輩を以下に育てていくかが今の私の年代に問われている大きな課題であると感じています。
育て方は誰しも手法があるかと思いますが、7091がもっとも大切にしている事。。。
それは「誉める事」です。誉め方も色々あるかと思いますが、しっかり見ているよ。大変な所を乗り越えて頑張った時に声をかけるようにしています。
人はいくつになっても褒められたもの。
誉めてその一人ひとりの能力を伸ばしてあげたいと願ってます。

他にも専任職員が果たすべき役割はあるでしょう。
これからまた折を見て、大学職員について述べていきたいと思います。


7091

2016/12/21

大学職員の存在価値について考えてみる

前回の大学職員という仕事を改めて考えてみるの続編デス。

マイスターさん(倉部史記さん)の大学プロデューサーズ・ノートにて掲載されている内容を紹介します。

ベテランは大勢いるけど、プロは少ない大学職員

ここでは当時大学職員として働いていたマイスターさん(倉部史記さん)の記事を紹介したいと思います。
10年前の内容ですが、個人的には10年後の現在にも、とても共感できる内容です。(進化していない。。。業界が?自分が??)


写真は7091ではありません(笑)

1、「大学職員には、ベテランはいても、プロはいない」

以下抜粋。
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そこで今日は、この業界で1年半過ごし、正直ちょっと「慣れて」きてしまっている自分に活を入れるためにも初心に帰り、「大学職員はプロかどうか」について、今一度厳しく考えてみたいと思います。
このブログを読んでくださっている方には、ご存じの方も多いかと思いますが、日本の大学職員は基本的に、ローテーション人事に流されながら一生を終えます。

新卒一斉採用で入職後、学生課に配属され、
5年くらい働いて経理課に移動し、
また7年くらい働いて、今度は就職支援課に配属。
そこで7年過ごしたら、付属高校の事務室に入り、
その後、広報課の管理職を努めて、
最後は研究支援センターの次長を務めて退職……みたいな感じです。
当然、大学によって、人事の仕組みは違うと思います。
あんまりローテーションはない、という大学もあるでしょうし、ある程度範囲を絞った人事異動(教学部門、法人部門、情報システム部門、など)を行う大学もあるでしょう。
また、同じ大学でも個人差はありますから、入ってイキナリ10年くらい同じ部署にいるという人もいれば、最初は部署を転々とする人もいることでしょう。
しかし、多くの大学は「色々な部門を横断的にローテーション」する人事システムを採用しているように思います。
大学職員になってから知り合った方々から、「今度、○○課に異動になりました」なんてメールをいただいたりしますし。
そう、大学職員というのは、超・ゼネラリスト志向な集団なのです。
大学職員のキャリアパスについて尋ねたとき、
「大学職員は、ゼネラリストであることが理想だと思う」
と答える業界人は、少なくありません。
ただ、この「ゼネラリスト」という言葉も、注意して使わなければなりません。
企業で言う「ゼネラリスト」と、大学職員の在り方は、似て非なるものだとマイスターは思っています。
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↑ここまで。

実例も入れてとても分かりやすく書かれております。
7091も非常に共感できる内容です。
このようなローテーションをして大学職員人生を終える方が少なくないでしょう。
ゼネラリストの在り方にも疑問符を投げかけております。

2、ゼネラリストであることを極めた先の到達点はなにか?

以下抜粋。
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ゼネラリストというのは、スペシャリストの対義語です。
スペシャリストが、木を見ることに特化したプロだとすれば、ゼネラリストは、森を見ることに特化したプロだと言えます。
おそらくこの「森を見ることに特化したプロ」というのが、全国津々浦々の大学がこれまで考えてきた、大学職員の理想形だったんじゃないかと、マイスターは想像します。
一方最近では、「大学職員は、専門性を身につけなければならない」という主張も聞かれるようになりました。
現在も、情報システムや図書館部門、学生相談室などには専門職と呼ばれる方がいますが、それだけではなく、キャリアセンターやアドミッションズオフィス、研究支援センターといった部門や、奨学金、海外交流、企画・広報、財務、カリキュラム設計など、大学の多くの部門で、専門的知識を持ったスペシャリストを育成しようというのですね。
マイスターも、専門性を持った職員を増やすことに、大賛成です。
2、3年程度で身につけた知識&スキルでは、今後、高度化する大学管理業務は担えないと思うからです。
ただ、もちろん全員がスペシャリストになるというわけではありません。
ゼネラリスト育成コースに乗って、森を見る経験を積み重ね、
プロの大学マネージャー (=アドミニストレーター)
を目指す方だって、当然必要になってくると思います。
どちらか片方だけでは、最高のスタッフ集団にはなりません。
スペシャリストとゼネラリスト、両者がともに混在しながらレベルの高いチームを組んで、高度なプロジェクトを立案・実行していくというのが、マイスターが想像する理想の大学スタッフ像です。
このチーム像に異論を持たれる方は、あんまりいないんじゃないかな……? と思いますが、いかがでしょうか。
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↑ここまで

ここではゼネラリストの在り方、現在では主流となったアドミニストレーター(とは言っても7091の職場にいるのか!?)についても触れております。
そして以前7091も触れていた内容であるように、スペシャリストとゼネラリストの両者が混在しながら運営していく組織像が示されています。

3、プロフェッショナルになる

以下抜粋
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ゼネラリストを目指すにしても、
スペシャリストを目指すにしても、
まずは「プロフェッショナル」であるということが、条件なんですよね。
大学職員の人事制度はゼネラリスト養成志向だと述べましたが、じゃあ、「森を見るプロ」が本当に育っているかというと、実態は怪しいものです。
マイスターが思うに、日本の大学には、ゼネラリストとしてデータを分析し、客観的な判断を下せるプロは、残念ながらあまりいません。(これは、自分の勤め先のみだけでなく、様々な勉強会や交流会に参加し、多くの大学のベテラン職員の方々とお話をした結果、感じることです)
こんなことになってしまうのは、大学職員一人一人に甘えがある……という部分ももちろんありますが、しかしそれ以上に、大学の人事戦略に問題があるように、マイスターには思えます。
先述したような、ローテーション人事システムでは、プロフェッショナルとしてキャリアを積み上げられないのも無理はありません。
「新卒一斉採用で入職後、学生課に配属され、5年くらいで経理課に移動し、7年くらいで就職支援課に配属。10年後、付属高校の事務室に入り、その後、広報課の管理職を努めて、最後は研究支援センターの次長を務めて退職」
このキャリアパスを見て、「木を見るプロ」や、あるいは「森を見るプロ」になれると思う方、おられるでしょうか?
実は、各部門の業務をつまみ食いしているだけなのですから、本当のスペシャリストは育てていないのです。
また、そんな半端なキャリアしか積んでこなかった方が、年功序列で管理職になった途端に、突然プロのゼネラリストとして森を見られるようになるというのも、無理があります。森を見る訓練も、実はあんまり、していないのですから。

このキャリアパスに沿って数十年働いたら、育つのは、
「とりあえず、関連はないけど色んな業務を数多く経験してきたので、体験知だけは持っている」
という、「ベテラン」さんなのではないでしょうか。
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↑ここまで

マイスターさんはここで、プロフェッショナルになることの重要性を述べています。
それはゼネラリストでもスペシャリストでも同様にです。
とても革新のついた問題提起をされています。

4、まとめ

今回紹介した記事は7091が以前から胸にとめていた内容でした。
2006年06月に掲載されている記事です。
マイスターさんはその後、個人で独立され現在は倉部史記さんとしてご活躍されています。
7091と同世代です。
素晴らしいです。
あくまで推測ですが、大学職員として働かれた経験を通じて、その上にある階段を上られ、違う自身の存在価値を見出されております。
10年前のこの問題が今の大学職員組織にどれだけ反映されているのかと言われると7091の職場で考えるとほんの1歩前進しているか。。。くらいの感想です。
まだまだ根本の問題解決には程遠いと感じざる追えないのが正直な感想です。

この記事を10年後にまた振り返った時にどこまで進化しているだろうかと思いながら、また大学職員について色々述べていきたいと思います。


7091